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今回のトピックは「境界線と自己肯定感」についてです。

境界線とは、心の境界線、そう、他人と自分とを区別するバウンダリーのことです。ここが弱いと、つまりは、他人と自分との境界線をしっかりと引けていないと、自分と相手の感情がごっちゃになってしまったり、相手の感情の責任を取ろうとしてしまったり、相手の言動の責任を取ろうとしてしまいます。

たとえば、相手があなたに対して怒りの感情を持っていたとします。もし、あなたが相手に対して何か悪いことをしてしまい、心から悪いと思い、謝罪しなければならないのでしたら、素直にそうすればよいのです。

問題は、相手の不条理な怒りを、自分の中に取り込んでしまって、相手に何とかしなければ、と思ってしまうことなのです。相手は、ただ機嫌が悪く、あなたに当たっているだけかもしれません。

ここで考えなければならない大切なポイントは、相手の怒りは相手のものであって、あなたのものではない、ということです。ですが、境界線の弱い人だと、自分の責任であるかのように罪悪感を感じてしまったり、何かしなければ、と思ってしまうのです。


自己肯定感の高い人は、この境界線がしっかりとできています。例えば、相手が何かであなたに怒りをぶつけてきたとしても、あなたは冷静にその怒りを分析し、自分の責任でないと分かったら、相手の人にこの感情の責任を取ってもらうでしょう。そう。その人から一時的にでも距離を置く、といったことも解決法の一つです。


反対に、自己肯定感の低い人は、この境界線がうまく引けていない人が多いです。

相手の感情を、自分の責任であるかのように引き受け、何とかしようとし、あげくの果てに疲れてしまいます。それはそうです。なぜならいくら頑張っても、所詮は相手の感じること。自分がどう頑張っても、どうすることもできないラインに入ってしまっているからですから。


私は、人間関係に疲れやすい人は、この境界線がうまく引けていない人が多いと思っています。


では、この境界線はどうやって作られるのでしょうか?

これは、親の子どもへの接し方、養育の仕方が大きいといえるでしょう。


子どもは、この世に生を受けた時点では、まだお母さんのお腹の中にいます。ですので、母子一体ということです。ここで境界線を引くことは不可能です。

そして、「おぎゃー」とこの世に生まれてきてからは、まだまだ一人では生きていけませんので、親の養護のもとで育ちます。完全に親に依存している状態です。母親も、子どもが一人で歩き始め、言葉を覚え、様々な成長を遂げていく姿を見ていますが、完全に境界線を引くことは難しいです。なぜなら、幼児期は親の庇護なしでは、やはり生きられないからです。

ですが、ここで問題なのは、親が子どもを自分の一部であるかのように思い、そのように子どもを扱うことにあります。自分の感情を、子どもは常に理解すべきだ。自分の言うことを、子どもは常に聞くべきだ。自分の選択を子どもはいつも尊重すべきだ、と、子どものディグニティー(自己尊厳)を無視した行動をとる、ということが、子どもが健全な境界線を作っていくのを邪魔していきます。

そして、幼稚園/保育園、小学校に上がり、子どもは段々と自分の世界を作り、自分(親)から離れていきます。ここで、子どもを少しずつ自分から健全なやり方で離してあげないと、子どもはいつになっても、罪悪感を感じ、親から離れることはできません。自分の世界を持つことができなくなるのです。

自立するためには、依存も必要なのですが、それはあくまでも健康的な依存関係の上に成り立っているのです。


思春期になり、子どもの自我が芽生え始めます。子どもは自分のアイデンティティーを作るため、必死になってこの時期を過ごします。ですが、このときに、親が子どもの境界線を無視し、ずかずかと子どもの境界線を踏みにじり、入っていってしまうと、子どもは混乱します。子どもには、親が何をしているのか分からず、ただイライラとするだけですので、反抗をしたりするかもしれません。でも、この反抗を押し切って、親が子どもに服従を強いたら、子どもは、まだ一人で生活するだけの力はありませんから、親に従うより仕方なくなってしまいます。

つまりは、親のニーズに応え、良い子でいるように心がけ、親の思いをくみ取り行動していくようになってしまうのです。

ひどい場合には、子どもの気持ちや意見を無視して、親が勝手に子どもの様々な選択や進路にまで立ち入ってきますので、子どもは親の言う通りにします。もちろん、立ち入ってもいいのですが、それはあくまでの子どもの意思を尊重した上での立ち位置で、つまりは、境界線を守った立ち位置でするべきなのです。


こうして、親の思い通りに生きてきた子どもは、親に境界線を尊重されずに生きてきた子どもは、親の言いなりになってきたために、自己決定するのが難しくなり、親の決定に依存的になります。また、人との境界線の引き方も分からず、人間関係で苦労することになります。そして自己肯定感は健全な状態ではありません。

例えば、相手の境界線にずけずけと入ってしまったり、逆に、相手と自分との境界線がひけずに、相手の感情や言動に責任を感じ、責任を取ろうとしてしまいます。


子どもを育てる親は、常に、子どもは例え自分の子どもであろうと、自分とは違う人間であり、自分の思い通りになる存在ではない、と分かっていることです。子どもの考え方や感じ方を尊重する、ということが、子育てにおける、非常に大切なポイントになるのです。

 

自己肯定感の高い人は、もし相手が自分の境界に侵入してきた時には、ちゃんと「ノー」と言うことができ、その上で、依存することがあれば、健康的に依存し合う、つまりは、お互いがお互いを必要と感じたり、頼りにしたい時は、健康的にそのような関係を築ける、ということなのです。


ですので、自己肯定感の高い人は、相手にきちんと自分の主張を言えるし、また「NO」と言うときは言えます。ですが、これで相手との関係を崩したりすることはないのです。今後お伝えしていきますが、自己肯定感の高い人は、相手とのコミュニケーションも上手いですので、ここはしっかりと関係を崩さずに、でも相手に、自分の伝えたいことはしっかりと伝えます。


逆に、自己肯定感の低い人は、相手が自分の境界線に入ってきても、それすらも気づかない人が多いのです。相手と自分との境界が引けてないので、しっかりと「NO」と相手に伝えたり、自分の主張をすることは、むしろ罪悪だと感じている人が多いのです。ですので、人間関係に疲れたり、生きずらさを感じたりするのです。


自己肯定感をしっかりと持つことは、人間関係に疲れず、しっかりとした、かつ適切な自己主張をすることに必須のこととなってくるのですね。そしてお互いの境界線を尊重した上での人間関係を築けるので、人間関係に気疲れしたり、悩んだりすることも少なくなってくるということなのですね。

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