今回のトピックは、

「人間関係で悩みが多いあなたへ」

です。

 

心理学者のアドラーに言わせると
「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」
と言っています。

それ程、人間関係に悩んでいる人は
多いのではないかと思います。

私は、この人間関係での悩みの根源は、

主に、

「人と健康的なバウンダリー(境界線)を適切に引けてないこと」

によることが原因だと思っています。

 

健康的なバウンダリー(境界線)とは?

 

では、「健康的なバウンダリー(境界線)」とはどういうことか。

他者と自分とをきちんと切り離す、ということです。

他者と自分との間に、バウンダリー(境界線)を引く
ということです。

このバウンダリー(境界線)が引けていないと、
相手の問題を、自分の問題にしてしまいがちになります。

また、相手の感情も、自分の感情の中に入れてしまいがちになります。

 

バウンダリー(境界線)が引けていないと

 

たとえば、相手があなたとの人間関係の中で
何か腹を立てたとします。

このとき、一番良いのは、
相手に、
「何か私しましたか?」などと聞いてみるのがいいのです。

相手が、

「いや、別に」

と言った場合、
これがどういうことを意図するのかはわかりませんが、

相手の怒りは
相手のものなので、
自分の感情の中に入れずに
ほおっておけばいいのです。

まさに、何が起こっているか分からないので、
相手の問題は、相手の問題なのです。

相手の問題を、あたかも自分の問題にすることは
全くないのです。

たとえ、相手があなたに怒りを感じていたとしても。

 

また、バウンダリー(境界線)の引けていない人は、
よく、相手の責任を、自分で取ってしまおうとしてしまいます。

分かりやすい例でいうと、
これは相手の仕事(責任)なのに、

「これやっておいて」

と相手に頼まれると、

「はい」

と答えてしまう例です。

相手の責任における仕事ですから、
あなたが引き受ける必要は全くないのです。

ですので、

丁寧にお断りをすればいいのですが、
引き受けてしまうので、
気持ちの中で混乱が起きます。

腹立たしくもなってきます。

 

また、バウンダリー(境界線)がない人は、
相手のバウンダリー(境界線)を超えて
相手に関わっていこうとします。

バウンダリー(境界線)をしっかりと持っている相手の場合、
それを嫌がりますので、
何だか関係がぎくしゃくとしてしまうのです。

そう。相手にとっては、まるで土足で自分の家に上がられた感じです。

 

あなたにとっての最善の解決策を探す

 

こうして、バウンダリー(境界線)がしっかりと引けていないと、
人間関係において、混乱が起き、
関係性がぎくしゃくすることがあるのです。

 

もし何らかの原因で相手に嫌われても、
相手の感情は、
自分のバウンダリー(境界線)の外に置いておけばいいのです。

「相手は自分のことを好いていないかもしれない」

ということは確かにどんな人にとっても気になることです。

でも、一番大事なのは、
あなたの気持ちです。

その事実を客観的に見て、
相手に何かしたいと思えば
(例えば謝罪したいとか、原因を聞いてみたいなど)すればよいし、

まぁ嫌われてもいいか・・・

と思えば、怒りは相手の感情ですので
ほおっておけばいいのです。

 

あなたは、どんな人間関係の悩みをお持ちですか?

全てのお悩みに答えることは難しいとは思いますが、
もしよかったら、私にシェアしてください。

出来るだけのご提案はさせていただきます。

 

ちなみに、私は、今、人間関係の悩みは皆無です。

たまに起こったりしますが、
そういうときは、瞑想などして、
一旦気持ちを落ち着かせ、
冷静になって考えます。

すると、不思議なことに
翌日には何等かの解決策を見出していたり、
もうどうでもよくなったりしています。(笑)

あなたも自分なりの解決方法を見出さるといいですね。^^

 

 

 

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