今回のトピックは、

「自己肯定感の低い人は、自己愛の足りない人」

です。

 

コップの中の水=愛

 

よく私はコップの中の水、
で説明します。

コップに水がいっぱいある人、
つまり、愛情を沢山注がれてきた人は、
自己肯定感の高い人に多いです。

そして、水、つまり愛情があふれていますので、
後から後から水は泉のように湧いてきて
コップの外に溢れてしまうほどです。

このため、愛に満ちていますので
気持ちはいつも充実していて
安定しています。

また外へ水、つまり愛情も注ぎますので、
人からの愛情を受けることになり
幸せです。

愛は循環するものだからです。

反対に、自己肯定感の低い人は、
このコップの水が、
かつかつです。

少ししかないので、
心はいつも水、つまりは愛情に
渇望している状態です。

ですので、これを
仕事や他者に依存することで補おうとします。

または、他者への嫉妬や妬みなどで
水をいっぱいにしようとしますが、

こんなことをやっても
水がいっぱいになるわけではありません。

仕事や、アルコール、恋愛などに依存する人は
このタイプの人が多いです。

つまりは、コップの水がカラカラな状態なのです。

ですので、それを補充しようとして、
仕事やアルコール、恋愛にのめり込みます。

本人は心が満たされないと分かっていても、
実際、どういうことが起きているのか分からないので、
どんどん、深みにはまっていきます。

こうして、仕事依存、アルコール依存、恋愛依存を
引き起こすのです。

 

では、コップの水を満たすにはどうしたら良いか

 

それは、自分を愛する心、
つまりは自己愛で、満たしていけばいいのです。

自分を思いっきり愛するのです。

親の愛、他者の愛を感じることができなかったあなたかもしれませんが、
自分で自分を愛することはできるはずです。

ですが、それにはきちんとした自己肯定感が必要になります。

自己肯定感を育んでいくのは、とても大変なことです。
なぜなら、そういう人は、
もともと、自己肯定感を育める環境や
状況にいなかった可能性が高いからです。

ですが、カウンセリングならそれが可能です。

カウンセラーから無条件の肯定と尊重、
そして愛情をもらいながら、
カウンセラーとの真の関係の中で
自己肯定感を育み、
また自身、成長していくことができるからです。

私のプログラムを終えたあるクライアントさんは
事後アンケートの中で、こんな風に答えてくれました。

「カウンセラーとして私のことを考えてくれていると同時に、
母親のような目線で優しく、時に厳しく接してくれたことで、
愛情というのはこういうことなのか、と感じました。
3カ月間本当にありがとうございました」

(20代男性)

 

彼は今、自信を取り戻しつつあり、
以前に比べて、大分変りました。

もちろん良い方向へ、です!

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