パンダのシンシンの母親ぶり
上野動物園で誕生したパンダのシャンシャン。
とっても可愛いですね。
映像で紹介される度、癒されてます。(^◇^)
でも私の目を引くのは、
それにも増して、母親のシンシンの子育てぶり。
シンシンはとても良いお母さんですよね。
子どものシャンシャンのことをいつも気にかけ、
適宜おっぱいをあげ、
抱きしめたり、あやしたり、
時に一緒に遊んだりしてあげて、
シンシンは、とても母性愛の強い母親なのだなぁ、
と感じています。
人間の母親でも、母性がなく、
子どもを殺してしまう人もいる程ですから、
同じ動物でも、こうも違うのか、と
思ってしまいますよね…
親を恨まない方が賢明です
さて、今回のトピックは、「親を恨まない」です。
自己肯定感の低い人のそもそもの原因は
その人の生まれ育った環境によるところが大きいと
私は感じています。
特に母親との関係は重要です。
子どもは五感で母親の愛情を感じます。
抱きしめられ(触覚)
キスされ(触覚)
美味しいものを口に運ばれ(味覚)
「愛しているよ」とささやかれ(聴覚)
優しく笑いかけられ(視覚)
などして、子どもは母親から愛されているのだ、
という確証を持ちます。
また、母から子への
「あなたなら大丈夫よ。」
といった言葉がけも、重要です。
「何かあったらいつでもサポートするよ」
という親の姿勢も、子どもに力を与えます。
こんな風にして、子どもはしっかりとした
自己肯定感を育んでいくのですが、
中には、残念ながら、
子どもの自己肯定感を下げてしまう
母親もいます。
子どもを束縛したり、
過干渉だったり、
暴言を吐いたり、
常に叩いたり、けったり、
あるいは、無関心だったり…
ひどい場合は、虐待をしたり。
こんな母親だと、子どもは
健全な自己肯定感を育めません。
けれどどんな親でも恨まない方がいいのです。
恨みは、マイナスのエネルギーを生み出します。
そして、それは全て、自分に返ってきてしまうのです。
私も親を恨みました…
私の母は、私が13歳の頃、
私と妹をアルコール依存症の酒乱の父のもとに
残して、妻子ある男性と駆け落ちしてしまいました。
私は、10代から20代の頃、約4年間くらい
母親のことを恨み続けました。
ですが、今思えば、あの頃の私は
とても不幸だったと思うし、
恨むこと自体、不毛だったと思います。
母親を恨むことは、ネガティブなエネルギーを
生み出すことはあっても、
何のポジティブなことを生み出さないものでした。
そういうった意味では、
とても虚しい4年間だったと思います。
今は、自分も母親になり、
母の気持ちも少しは理解できるようになりました。
また産んでくれたことにも素直に感謝しています。
アルコール依存症だった父にも、
ある意味感謝しています。
ひどい父親だったけど、
私たちのことを見捨てずに
育ててくれたのは、父だからです。
親を恨むより大切なこと
人は、親に感謝したとき、
天からの恩恵を受ける、と言われています。
親、そしてその親、そしてその親、
つまりは、ご先祖様全員が、
あなたを導いてくれるとも言われています。
こういったスピリチュアルなことは
私はあまり分かりませんが、
でも確かなことは、
親のことは恨まない方が良いということです。
それより確かなことは、
自分が成長し、回復していくことに
力を傾けた方が、ずっと懸命だということです。
ですので、私のカウンセリングでは、
クライアントさんに、
決して親のことを恨ませません。
むしろ、「許しのワーク」というものを行って
親を許す、という過程をたどっていきます。
そうすることによって、
自分もずっと救われるのです。
一つ覚えていて欲しいのは、
親も人間なのです。
親も不完全な人間なのです。
自分と同じように…
そう思うと、心が少し晴れてきませんか?
今日はここらへんで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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