今日は、
「いい人を演じてしまうあなたへ」
というトピックでお伝えしていこうと思います。
自己肯定感が低い人は、全ての人に好かれようとしてしまう
他者を信頼することと同時に、
むろん世の中、信頼できないと思う人もいます。
それと同時に、
好きになれる人もいれば、
好きになれない人もいます。
ですが、自己肯定感の低い人は、
えてして、
全ての人に好かれようとしてしまいます。
でも現実的には、
全ての人に好かれるのは
不可能です。
高い自己肯定感を持つには、
「全ての人に好かれる」
という【呪縛】から解かれなければなりません。
ついつい「いい人」を演じてしまうあなたへ
私は、昔、
自己肯定感が低かった頃
全ての人に好かれなければいけない
と思っていました。
今考えれば、
ものすごいことを考えていたなと思うのですが(笑)
当時の私は真剣に、そう思っていたのです。
全ての人に好かれなければ、
私は不完全…
そんな風に考えていました。
でも、自己肯定感が高くなった今、
思うのです。
全ての人に好かれるなんて、非現実的だし、
自分が自分らしくいるためには
そんなこと
気にしちゃいられねーって。(笑)
そうなのです。
自分が自分らしくいるためには
相手と意見が合わないこともあるし、
何となく気の合わない相手もいるのです。
自分が自分らしくいるためには
【嫌われる勇気】
も必要なのです。
ただ、自己肯定感の低い私のクライアントさんたちは、
皆さん、「いい人」を演じて
全ての人に好かれようとしています。
その果て、疲れ果ててしまうのです。
その奥底に隠れている気持ちは、
【人に嫌われたくない】
この心境につきるのです。
人に嫌われたくないから
相手の意見や考えに合わせる。
自分の意見を遠慮して言わない。
相手が機嫌が悪ければ、
自分の責任だと思って
一生懸命何とかしようとする。
これは、全て、自分を無視したやり方です。
カウンセリングが私を救ってくれました
私が、
「全ての人から好かれなくてもいいや」
と思えたのは、
カウンセリングによるところが大きかったです。
カウンセリングで、
自分のロング・ビリーフ(誤った思い込み)に気付かされ、
それを修正せざるを得なかったからです。
幸せになるために…
豊かな人生を歩むために…
まず、私は
「全ての人に好かれなければならない」
という感情がどこから来たのか、
カウンセリングによって理解できました。
それは、
「両親に愛してもらいたい」
という感情からでした。
幼い頃は、
両親に愛されていないと
生きてはいけません。
それで、私は
必死に両親の愛を勝ち取ろうとしました。
ですが、
両親は二人とも問題を抱えていて、
それどころではありませんでした。
やがて、
「愛されたい」
という気持ちは
「全ての人に好かれていなければならない」
という気持ちに変わっていきました。
これが私のロング・ビリーフ(誤った思い込み)
を抱えた最初のきっかけでした。
そして、カウンセリングによって
そのことに気付かせてもらい、
ロング・ビリーフ(誤った思い込み)
を、軌道修正することができたのでした。
そうなのです。
「いい人」を演じていると、
自分を見失ってしまうのです。
自分を大切にしていないことになるのです。
これでは、自分が可哀そうですよね。
全ての人に好かれなくてもいいじゃないですか。
あなたのことを好きだと思う人もいれば、
好きでないと思う人もいる。
何とも思わない人もいる。
これが現実なのです。
全ての人に好かれようとする人は…
全ての人に好かれようとする人、
人から嫌われるのを恐れる人というのは
実は、
「愛情欲求」が強い人たちなのです。
裏を返せば、
人からの愛情を欲し、
「もっと自分を見て。もっと自分を愛して。」
と言っているようなものです。
もしあなたがそう思っているのなら、
まずは、自分で自分をきちんと愛してあげましょう。
そして、自分をきちんと受け止め、
きちんと自分のことを愛してくれる人の輪の中に入りましょう。
家族を持つことかもしれません。
恋人を持つことかもしれません。
友人を持つことかもしれません。
まずは、自ら第一歩を踏み出してみることです。
勇気を持って。
そして、それが、自分を幸せにし、
全ての人から好かれなくても
自分に「OK!」を出してあげられることにつながっていくのです。
すると不思議なことに
自己肯定感は上がっていくのです。
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