自分を明け渡すということ

 

あなたは、本当の意味で自分を許し、
全てを明け渡しているだろうか?

それは、自分の「我」をわきに置かなければならない。

「自分、自分」と言っていると、本当の意味で、
自分を許し、明け渡していることにならないからだ。

「自分を許す」とは、難しい行為である。

どんな自分もOK!とする。

どんな自分でも大丈夫と思える。

どんな過去も過ちも許し、悔い改める。

どんな失敗も受け入れる。

 

そんな自分でありたい。

 

自分を許せない裏側には…

では、自分を許すことができない裏側には何があるのか?

それは、「恐れ」である。

「恐れ」とは、もし自分の全てを許したら、
嫌なことも全て見ることになるわけだから、
そうなると、
自分は人から嫌われてしまう、
人にバカにされてしまう、
見捨てられてしまう、仲間はずれになってしまう。

そんな気持ちになってしまうのだ。

究極私たちが恐れていることは、
「孤独になる」
ということである。

だが、「孤独」とは怖いもの、恐ろしいもの。
とは思っていないだろうか?

「孤独」には大抵、ネガティブなイメージがつきやすいが、
実際に、人は皆、孤独なのである。

生まれてくるのも一人だし、死んでいくのも一人なのだ。

でも、人は、一人(孤独)で、何でもできたとき、
一人でもなんでも受け入れられるとき、
本当の意味で強くなる。

人に依存しなくなるのだ。

一人でも人生を楽しめる、ということは、
最大の武器である。

こういう人は、仕事もうまくいくし、
昇進も早い。

人に頼らず、自分で何でもやり遂げようという意思が
はんばないからだ。

 

本当の意味で「向かうところ敵なし!」とは

 

孤独でいられる人は、
人に嫌われたことに、一喜一憂しない。

逆に言えば、人に好かれても、同様だ。

いつも、「自分」でいられるのだ。

そして、これが、本当の意味での
私の言う

「向かうところ敵なし!」状態なのである。

 

 

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