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子どもの自己肯定感を育てるのは、完全に親の責任になると私は感じています。

子どもが自己肯定感の高い子になるか、はたまた低い子になるかは、親の子育ての仕方と比例してくるからです。

ここで、少し自己肯定感の定義についてお話ししたいと思います。

子どもの自己肯定感が高い、という定義として、私は以下の3つのことを考えます。

1.自分自身のことを信じられる気持ちを持てること(自己信頼のある子ども)

2.自分のことを愛する気持ちが持てること(健全な自己愛のある子ども)

3.どんな自分でもそのまま受け入れ、「自分OK!」と思えること

手前みそで恐縮ですが、私には二人の男の子がいます。
今、ちょうど思春期で、長男が高校3年生、次男が中学2年生です。

ちょっと話はそれますが、私は、自分自身が大変自己肯定感の低い子どもでしたので、自身の自己肯定感を上げるのに、20代、30代前半と一生懸命になりました。

様々なアセスメント(自己診断)をして、自分のことを知ろうとしたり、たくさんの本を読んだりしました。

ですが、一番効果があったのが、日米で通算3年かけて通ったカウンセリングでした。カウンセリングで、私は、自分の過去と向き合い、課題を認識し、プロの力を借りて乗り越えていったのです。

そんな体験があるからか、私は自分の子どもには、そんな思いをさせたくありませんでした。ですので、自分の親からされたことの真反対のことをしたりして、親を反面教師としました。

また、たくさんの本を読んだりしました。それは育児本だったり、子育てで私が成功しているな、と感じる先輩ママさんの書かれた体験談だったりしました。

子育てには、ある程度の知性と知識が必要だと私は考えるからです。

今考えればとてもよかったことは、自身がカウンセラーとして活動していきたいと思っていましたので、発達心理学から、正式な心理学、カウンセリングまで一通り学び、子どもの臨床ケースなどもたくさん耳にしたり、学んだりしました。

子育てに自信はなかったものの、たくさんの支えがあり、たくさんの方の応援があり、私は、二人の子どもを、無事、自己肯定感の高い子どもに育て上げることができたのです。

なぜ、自己肯定感が高い子どもだ、と言えるかというと、二人は、今先ほどお話しした3つの定義をすべて備えていて、かつ、自分を尊重する気持ちがとても高いのです。自分を、この世でとても価値のある存在だ、と認識しているのです。

私自身、この歳になっても、二人から教わることが多くあります。
また、真に二人を尊敬している気持ちも持っています。
私にはないものをたくさん持っているし、素晴らしいと感心することもあるからです。

それでは、私の子育てはどんなだったのか、については、次回のブログでお伝えしたいと思います。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

次回もどうぞお楽しみに。

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