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私は、子どもの自己肯定感を育てるのは親の責任だと思っています。

子どもの自己肯定感の定義は、以下の3つです。

1.自分自身のことを信じられる気持ちを持てること(自己信頼のある子ども)

2.自分のことを愛する気持ちが持てること(健全な自己愛のある子ども)

3.どんな自分でもそのまま受け入れ、「自分OK!」と思えること

手前味噌で恐縮ですが、私の二人の子どもは、大変自己肯定感が高いです。

それは、私が、「意識的に」自己肯定感を育てることを意識して、二人の子育てをしたからだと思っています。

私は、子どもと子どもの自己肯定感を育てるためには、この「意識的に」自己肯定感を上げることが必要だと思っています。

ある意味、私はラッキーでした。
私を救ってくれた二人のカウンセラー(日米)からの影響を受け、私は、自身もカウンセラーになろうと決意しました。
それ程、二人が私にしてくれたこと、そして二人の存在は私の人生にとって、大きいことでした。

ですので、子どもを産む前に、たくさんの勉強をしました。

それは、心理学から始まり、教育心理学、発達心理学におよび、カウンセリングや、一般的な子育ての事例にまで、幅広く学びました。

ですので、自分の例も含めて、どうしたら、子どもが自己肯定感の低い子どもに育ってしまうのか、心理的に偏ってしまうのか、ということを、肌で感じながら学ぶことができたのです。

ですので、私の子育ての原則は、しごくシンプルで、

「その子のディグニティー(自己尊重感)を大切にする」

ということでした。

これは、アメリカにいるときにカウンセラーをしてくださったスティーブから、学んだことです。

私は、子どものディグニティー(自己尊重感)をとても大切にしました。

細かいことをいえば、その子の大切にしているおもちゃや、遊んでいるスペース、その子の遊ぶタイミングや、ペース、などを尊重しました。

たとえば、子どもが一生懸命に積み木で何かを作ろうとしているときに、私はむやみやたらに手を貸すことはなく、子どものスペース(心も物理的にも)を大切にし、ただ見守っていることも多々ありました。もちろん、子どもと一緒に作り、楽しむこともありましたが。

それと、子どもの「決断する気持ち」も大切にしました。

私は、子どもが1歳半くらいで、自我が芽生えた頃から、おもちゃやお菓子を選ぶにも、

「これとこれ、どちらがいい?」と聞いていました。
子どもはしっかりと「こっち」と手を伸ばしてきます。

これは今でも変わりません。
子どもの決断をまず尊重します。
もちろん私や夫の意見を伝えたり、アドバイスも伝えますが、最終的に決めるのは、子ども自身だと思っています。子どもの人生なのですから。

また、子どもがやりたい、と思ったことは、人の迷惑にならない限り、自由にやらせました。そのため、子どもたちが幼いころ、家はひっちゃかめっちゃかでしたが(笑)、危ないと思うこと以外は、自由にさせていました。

そして、子どもが抱っこをして欲しいとせがむときは、ぎゅっと抱きしめ、キスをしていました。そして、いつも「ママはあなたのことを愛している」「あなたはとても大切な存在よ」「あなたはママの宝物なの」と、分かっていようがいまいが、伝え続けてきました。

年齢が上になれば、言葉も分かってきますが、赤ちゃんの頃はわからないかもしれません。
それでも私は、言葉と体で表現してきました。

子どものプライバシーも尊重しました。
子どもが一人で遊びたがったりしたときは、陰でそっと見守っていました。

大きくなり、洗面所にいるときや、お風呂に入るときなどは、なるべくプライバシーを守りました。

親になっても、ここら辺のプライバシーに鈍感な親は結構いるものです。
子どもがプライバシーが欲しい状況でも、それを察知せず、ずかずかと子どものプライバシー・スペースに入っていくのです。

私の親がそうでしたから、私はことさらに、そうしないよう気を配ってきました。

そして、子どもが少しずつ大きくなっても、
私は子どもが許してくれる限り、
言葉や体で、子どもたちを愛している、という気持ちを伝えてきました。

今は、もうそれをすると嫌がられますけどね(笑)。

それと我が家で大切なルールがあります。

それは、子どもも悪いことをしたら、素直に謝る。
けれど、親が悪いことをしたら、親も子どもに素直に謝る、ということがあります。

これも、子どものディグニティー(自己尊重感)を守っていることになるのです。

日本は儒教の国ですので、目上の者が目下の者に謝ったり、頭を下げたりするのは、あまり見られないことかもしれません。

ですが、私が青春時代、5年間過ごしたアメリカでは、親が悪いことをしたら、子どもに謝る、というのは、ごくごく自然なことでした。

ですので、私も夫も、子どもに悪いことをしたな、と思ったときは、素直に謝ります。

また、どんな時にも感謝の念を示す、ということも実践としてやってきたことです。
何か家事の手伝いを子どもがしてくれたときは、それを当たり前、と思わずに、
きちんと「ありがとう」と伝える。

すると、子どもも同じように、周りの人に「ありがとう」という言葉を自然に出せるようになってきます。

また、私は、子どもの良いところは、赤ちゃんの頃より、手放しでほめてきました。

「ほめる子育て」には賛否両論があります。
ですが、私は、子どもを叱るより、ほめて伸ばしていくのが、自己肯定感を育てる上で大切なことだと思っています。

もちろん悪いことをしたら、きちんと叱ることは大切ですが、ほめて人が育たないわけがないのです。ほめるという行為は、相手に自信を与えます。ですので、私は、二人の子どもたちを、ほめまくってきました(笑)。

大体ですが、こんな風にして、私は子どもを育ててきて、今子どもたちは、

「家の親は、他の親とは違う。」

と言っています。

こういったことが攻をなし、二人の子どもたちは、無事、自己肯定感の高い子に育っていったのです。

そして、私たち親子は、今でもとても仲良しです。
家族でなんでも話します。(まぁ、子どもは話さないこともおおいのでしょうが(笑)。)

それでは、次回は、子どもへのキャリア教育の重要性について書いていきますね。
どうぞお楽しみに。

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