人って、誰しも、どこかで
「自分が正しい」
と思って、生きていると思うのです。
振り返ってみると、私もそうでした。。。
でも、これは、言い換えれば
「私は正しくて、あなたは間違っている」
ということになると思うのです。
この考えは、本当に正しいか?
今日、私は、私のメンターから指摘されました。
私のすごく身近な人で、
まさに、もろ、こういう考えの人がいるのです。
その人は、いつも、
「私は正しくて、あなたは間違っている!」
と主張しますし、そういう姿勢でいます。
この人はちょっと特殊ですが、
そのせいで、いつも人と向き合うときは喧嘩ごしです。
また、何かあると、
「自分は正しい!」
と言って、相手を攻撃し、
自分を肯定します。
この人のてんまつはどうなったかと言うと…
周りに誰も人がいなくなってしまいました。
誰も彼女のことを助けなくなってしまいました。
そして、彼女は今、孤独です。
私はというと、
私も彼女にとても苦しめられてきた一人ですので、
彼女とは距離を置いています。
でも、彼女の立場に立つと、
すごく気の毒です…
なぜなら、彼女は気づいていないからです。
「私は正しくて、あなたは間違っている」
という姿勢が、いかに人を傷つけるか、ということを…
ですが、自省をしてみると
「私もそういう考え方全くしてなかった?」
って自分に問いかけると
そうでもないな、
と思うのです。
私など、専門家の陥りやすいところは、
自分の学んだことを信じ、
それを探求するあまり、
そして、専門家としてプロフェッショナルでいる限り、
自分を信じることは、とても重要なことになってきます。
ですが、反対に、
クライアントさんのおっしゃることも、正しいわけです。
何が間違っていて、何が正しいか、
なんて、誰かが判断するものではありません。
人はこうしたワナに陥りやすくなっている、
ということです。
仕事で、まずこれ(自分は正しくて、あなたは間違っている)をやったら、
いずれ破綻すると言われています。
人間関係でもしかりです。
「自分は正しくて、あなたは間違っている」
というトリックに陥らないためにも
いつも、
「私は、この人をジャッジ(判断)していないか?」
という目を持つことが大切になってくると思うのです。
夫婦喧嘩や、恋人同士のケンカの原因のほとんどは、
これです。
お互いが、
「私は正しくて、あなたは間違っている!」
と主張し合っているのです。
こういっている限り、
2人の間に、本当の絆ができることはありません。
これは、どの人間関係にも言えることです。
親子であってもそうですし、
仕事上の仲間(上司・部下・同僚)であってもそうですし、
友人、親戚であってもそうです。
今一度自分を振り返ってみてください。
「私は正しくて、あなたは間違っている!」
と心の中で、実は思っていなかったか?
必要なのは、どちらが正しくて、どちらが間違っているではなく、
お互い違って当たり前だよね、
と相手を尊重することだと思うのです。
相手を尊重している限り、
その人間関係はどのようなものであれ
上手くいきます。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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