人生と自己肯定感（このすさまじい世界で生き残るのに必要なこと）

 

---

 

さて、今日のトピックは、

「このすさまじい世界で生き残るのに必要なこと」

です。

突然、なに？

と思われた方もいるかもしれませんね。（笑）

「生きるって大変じゃぁ、ありません？」

私はこの問を、よく皆さまにすることがあります。

少し前にも、経営者の方を前にしたプレゼンテーションで、
皆さまに、

「この世界、生きるって大変ですよねぇ？」

と問いかけさせてもらいましたら、

皆さま一斉に

「大変です！！」

というお声をいただきました。

成功している人、そうでない人関わらず、生きることは大変です。

「愛すること、生きること」（M.スコット・ベック著）

のとても興味深い心理療法の本に

一番初めに書かれているのは、

次の一節です。

「人生は困難なものである。

これは、偉大な真実、もっとも偉大な真実のひとつである。」

 

 

私も今だかつて、人生が楽だとか、気楽なものだ、

と感じたことはありません。

一難去って、また一難…

とばかりに、問題は襲ってきます。

なぜ、こんなにも生きることが大変なのか、は

よく分かりません。

これを追求すると、

哲学の域に入ってきますので、（笑）

今回は、この点については触れません。

ですが、全ての人にとって、困難だ、というのは事実なのだと思います。

では、この大変な、時にすさまじい人生をどう生きていったらよいのか…

これは、一言では答えられない難問です。

ですが、ひとつ言えることは、

あなたに自己肯定感があるか、ないか、

によって大きく左右されると思います。

なぜ、自己肯定感が人生において大切なの？

理由はいくつかあります。

まず第一に、自己肯定感の高い人は、

困難を困難として、きちんと受け止めます。

大変なことはよく分かった上で、

どのようにしたら、困難を切り抜けて生きていけるか。

困難が起こったときは、そちらの方に目を向けます。

反対に、自己肯定感の低い人は、

困難にばかり焦点を当てて、

「なぜ、自分ばかりがこんな目に遭うのか？」

と被害者意識でいっぱいになります。

これでは、前には進めません。

第二に、これはとても大切なことですが、

自己肯定感の高い人は、

そこはかとない自信を持っています。

根拠のない自信かもしれませんが、

「自分は、この困難を乗り越えるだけの力がある！」

と信じています。

自己肯定感の低い人には、こういった自信はありません。

これは、「自己効力感」（セルフ・エフィカシー）と言われるものですが、

この「自己効力感」とは、

一言で言うと、

「自分で自分を信じられる気持ち」

「自分は大丈夫！と思える自信」

のことです。

自己肯定感の高い人は、この「自己効力感」も高いと言われています。

若いころ、成功体験を積んだ経験などは、

この「自己効力感」の高さにつながる、とも言われています。

第三に、自己肯定感の高い人は、

困難にぶち当たったとき、

切り返しが早い、ということです。

この難題を解決するために、

今自分ができる、ベストな選択は何か、

についていつも考えています。

反対に、自己肯定感の低い人は、

困難にぶち当たったとき、

自分の力を信じることができず、

「ああ、もう自分はダメだ…」

と悲観的になり、

何も行動に移そうとしません。

ただ、ひたすらに嘆いているだけです。

 

 

自己肯定感とはこの困難な人生を生きる上で大切なこと

このように、自己肯定感とは、

この困難な人生を生きる上で

必須ともいえるもので、

自己肯定感が高ければ高いほど、

困難と向き合う力も兼ね備えています。

私も幾度となく、

「もう、ダメだ…」

と思うときもありますが、

なぜか、しばらくすると

そこはかとない自信が出てきて、

「大丈夫。なんとかなる！」

と思えるようになるのです。

ですが、以前の私は、

とても自己肯定感が低かったので、

到底、このように考えることは出来なかったです。

こう思えるようになったのも、

３年間の日米でのカウンセリングのお陰と言ってよいかもしれません。

夫、二人の子どもと家族に恵まれたことも大きかったかもしれません。

この過酷な人生を生きるため、

あなたも自己肯定感を身につけませんか？

きっと、あなたにとって、

幸せな未来が待っていることは確実です！＾＾

（私自身の、そしてクライアントさん達の経験からも言えることです。）

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
どうぞ素敵な一日をお過ごしください☆

 

 

 

 

 

ワンポイント・カウンセリング