ユア・ライフ＆キャリア（以下YLC）では、
次の３つの要素があることが、
「自己肯定感」が高い、という前提だと考えています。
◆①自己信頼感がある（自分のことを信じられる）
◆②健全な自己愛がある（自分のことを心から愛せる）
◆③どんなときにも「自分OK！」と言える
この①自己信頼感がある、と、③どんなときにも「自分OK！」と言える、
ということと、関連があることなのですが、
何か自分が悪いことをしてしまったとき、
素直にそれを反省し、
傷つけてしまったであろう人、迷惑をかけてしまったであろう人に対して
「ごめんなさい。」
と素直に謝れるのは、実は、自己肯定感が高い人です。
それは、悪いことをしてしまったと、認めることができ、
認めた上でそこから逃げずに、
相手と真っ向向き合って、
謝罪ができる、ということです。
悪いことをしてしまったと思っても、
そこから逃げてしまう人は、少なからずいるものです。
でも、自己肯定感が高い人は、
① 自分を信じることができる ので、相手も信じることができます。
よって、相手がどんな反応をしようが、
堂々と自分の気持ちを謝罪として表すことができるのです。
相手の気持ちを思いながらも、
自分の気持ちも大切にしているのです。
また、③どんなときにも「自分OK！」と言えるので、
過ちを犯した自分をも受け入れることができ、
それでも、同じ過ちを繰り返せなければOK！（大丈夫！）
と自分に言えることができるのです。
ですので、素直に相手に謝れます。
自己肯定感が低い人は、謝るということが難しい場合があります。
相手が怒ってしまうのではないか、
相手から非難されるのではないか、
相手が許してくれないのではないか、
と思考が相手中心です。
自分を受け入れてもらえないのが怖いのです。
なぜなら、自己肯定感が低い人は、
えてして、周りの評価で、自分の評価を決めている人が多いからです。
また、そんなことをした自分を恥ずかしいと思ったり、
相手と真っ向向き合うことを恐れて、
謝るどころか、そこから逃げてしまうのです。
相手や状況から逃げるということは、
良い結果をもたらさないものです。
そこで、相手からの信頼も失い、
またしても「自分はダメだ。」と、無意識のうちに感じ、
自分を否定してしまうという、悪循環に陥ります。
何か過ちを犯したときに、
素直に謝れない自分がいたら、
自分の自己肯定感を見つめ直してみるのも、良い機会になるかもしれません。
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