親と繋がっている…
今日は、親と繋がっていることがどんなに大切なことか、
についてお伝えしたいと思います。
私は今、家族をシステマティックに勉強する
【ファミリーコンスティレーション】というものを学んでいます。
3年間のプログラムで、1年目が終了するところです。
そこで学んだ一番大きかったことは、
親よりも大きな存在にならない、ということです。
私たちはとかく、親を批判したり、
親を責めたりして、親よりも大きな存在になってしまいます。
でも本当に大きいのは、親の方で、
私たち子どもは小さいのです。
そして、たとえ、どんなことを親にされたとしても
親を敬い、繋がっていることが大切だといいます。
私たちはご先祖様からたくさんのものをいただいて
今に至っています。
そのご先祖様の先頭にいるのが、親なのです。
私の父も、かなり迷惑な人で(笑)
幼い頃から、父のせいで、かなり苦労してきました。
母が好きな人を作って出て行ったのも、
父の暴力が原因です。
(私の過去をお知りになりたい方は、 こちら よりどうぞ)
このページの「実は私もアダルトチャイルド(AC)でした」をご覧ください。
父は数年前に他界しましたが、正直、
父が死んでも、あまり悲しくなかったのを覚えています。
ですが、ファミリーコンスティレーションを勉強して、
父に対する思いも、少しずつ変わっていきました。
父に対する思いが変わってきました
父は、戦時中に育った人間でした。
そのため、祖母(父の母)に父は幼い頃、
遠い親戚のところに疎開に出されられました。
そこで飲まず食わずで生活してきたそうです。
家人から、他人よばわりされ、
とても辛い思いをしてきたようです。
ご飯もまともにもらえなかったようで、
父は、崖の上にのぼって、
木の実を取って食べたりしていたそうで、
私には想像できないほど、過酷な幼少時代を過ごしてきました。
そのせいか、自分の子供たち(私と妹)には苦労をかけまいと
一生懸命働いてくれました。
衣食住だけは苦労させまいと、思っていたようです。
晩年彼が病院のベットで寝ていると、
突然むくっと起きだすのです。
「どうしたの?」
と聞くと、ボケ始めていた父は、
「瑞穂(私)と珠江(妹)のために、働かなきゃ」
と言って、ベットから起き上がろうとするのです。
それほど、父にとって、お金を稼ぐことは、
私たちに苦労させまい、と思ってしてきたことでもあったのです。
おかげで、私たちは、お金の苦労はほとんど知らずに育ちました。
今になって、自分が子どもを持つと、
父の苦労が痛いほどわかるのです。
私は、今、父を誇りに思っています。
そして、過去に父が起こしたことは、
忘れられないけれど、
許そうと思います。
この頃はじめて、父と繋がっている気分です。
今日は父への追悼の思いを込めて、このメルマガを書かせていただきました。
もしあなたが親を許せない思いを持っているとき
もし、あなたが、親への恨みつらみがあるとき。
もし、親のことを好きになれなかったとき。
親にされたことが許せなかったとき。
思い出してください。
親も一生懸命だったのだと。
生きるのに必死だったのだと。
そして、最終的にはあなたを投げ出さず、
きちんと育ててくれたことを。
そう思うと、親と繋がれた気分になると思います。
親を思うことは、自分の人生にとても大きく影響してきます。
なぜなら、親との関係が、
他の全ての人たちとの関係とつながってくるからです。
親を敬っていない人は、他の人を敬えません。
軽視してしまいます。
そうすると、愛の循環は起こりえません。
どうか、親との確執を手放して、
親と親の人生を受け止めてください。
どうしてもそれができない人は、
ちまたで行われている「ファミリーコンスティレーション」(家族の座)に
参加してみるのもいいかもしれません。
それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください☆
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!^^
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