よく、自分の弱さを認めたら「負け」だと思っている人がいます。
自分の弱さを人に言える人は、あまり自己肯定感が高くない、
と感じている人も多いはずです。
ですが、真実は逆なのです。
自分の弱さを認められる人ほど、自己肯定感が高いということなのです。
なぜか。
自分の弱さを認めることって、正直、勇気がいることですよね。
自己肯定感が高い人は、この「勇気」があるのです。
では、この「勇気」は、一体どこから出てくるのでしょうか？
それは、自分に対する「自信」です。
そして、「自分への愛」です。
「自信」があるから、弱さを認めても、自分はOK！でいられるし、
それだからと言って、周りから人が離れていくとも思っていません。
むしろ、自分の弱さを伝えられた方って
「自分に弱さを見せてくれた。嬉しいな。」とか
「自分にこの人は気を許してくれたんだな。」とか思うはずです。
また、「自信」があるから、
例え自分の弱さを出したとして、それで人が離れていったとしても
「どうってことない」と思えるのです。
「あぁ、それだけの関係だったんだ。」って。
要するに、自分に対して「揺るぎ」がないのです。
また、自分の弱さを認められる人は、
「自分への愛」で溢れています。
ですので、自分が出来ないこと、失敗してしまったことを
素直に受け入れ、許し、必要ならば
相手に謝罪することもできるのです。
そうすることが、自分にとって居心地が良いことだ、ということを知っています。
自分に良いことをするのが、自己肯定感が高い人だからです。
逆に、自己肯定感が低い人はどうでしょう？
自己肯定感が低い人は、自分の弱さを認められずにいます。
自分の弱さを人に伝えると、周りから人がいなくなってしまうのではないか…
そんな不安にさらされます。
要するに、自分への「自信」がないのです。
また、自分が出来ないことを出来ない、と素直に認めたり、
失敗してしまったことを素直に受け入れ、
自分を許すことができません。
ですので、できなくてすまなかった、と思う相手に
素直に謝ることができません。
難しさを感じるのです。
さて、あなたはどちらの状態で過ごしたいですか？
自分に正直に素直でいたいのか、
もしくは自分に嘘をついて生きていきたいのか。
ちょっと考えてみるには、良い機会かもしれません。
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