今回は、「落ち込みと自己肯定感」の関連性についてお伝えしたいと思います。
あなたは、一度落ち込んだら、中々立ち直れない方ですか?
それとも、すぐに立ち直れる方ですか?
私が思うに、自己肯定感の高い人は、落ち込んでも、比較的すぐに立ち直る場合がほとんどです。ひどく落ち込んでも、せいぜい3日も落ちていれば、自然と這い上がってきます。
ところが、自己肯定感の低い人は、一度落ち込むと、なかなか元には戻りません。ひどい時は、落ち込んだら、ずっとそこから抜け出せずにいる場合もあります。
この違いは何でしょうか?
それは、自己肯定感に大切な、3つの要素が関係していると思うのです。それは、
1.自己信頼感
2.健全な自己愛
3.どんな自分にも「OK!」を出せること
簡単に説明をすると、自己肯定感の高い人は、自分への信頼があるから、どんな理由で落ち込んでも「よし、大丈夫。自分を信じて、前に進んでいこう」という気持ちになれます。
また、自己肯定感の高い人は、健全な自己愛もありますから、ずっと落ち込んでいるのは、自分にとってよくないことだ、と感じることができます。ですので、気分転換したり、心をシフトしたりして、前へ進もうとします。
最後に、自己肯定感の高い人は、どんな自分にも、最終的には「OK!」を出せますので、「こういうこともあっった。それも含めて自分だ。自分の弱点は改善していけばいい。」と思えるのです。
私も、人間ですから、落ち込むことはあります。特に、とても信頼する人に、ダメ出しを出された時(よく出されるのですが(笑))、落ち込むときもあります。
ちなみに、私は、このダメ出しにとても感謝しています。中々、この歳になって、ダメ出しをされることは少ないからです。
どんなにきついダメだしをされたときでも、落ち込んで、落ち込んで、底までいったら、這い上がるしかないので、自然と這い上がってきます。落ち込んでも、せいぜい3日くらいです。その3日の間、何もしない、ということはありません。様々な、自分にとっての改良点を探し出し、行動化します。
たとえば、「あなたはまだ、経営者として甘々ですよ。」と言われたとします。実際にこれはあったことなのですが(笑)、すると、私なりにかなり落ち込みます。
落ち込む原因は、そこまで自覚していなかったからといっても過言ではありません。ですが、すぐに、「では、どうしたらよいか?」を考えます。今回、いくつかの点に絞り込んで考えました。
そして、その日の内に、行動化しました。
いくつかあるので、ちょっとご紹介すると、以前からご縁のあったところに連絡をし、週の空いている時間、お仕事をさせていただくことになりました。これは、私が経営者となる上で、大変勉強になる分野のお仕事です。
また、私は、一日に一時間瞑想をすることを決めました。毎日、筋トレに通っているのと同じように、瞑想もルーティン化しました。するとどうでしょう。心が喜び、体も喜んでいます。心身ともに、良いコンディションを保っています。
そして、この一年は、沢山の方とお会いすることにしました。沢山の方にご縁をいただき、勉強させてもらい、前に進んでいこうと思い、そのためのセットアップをし始めました。
正直、落ち込みは2日程続きましたが、3日目には、いつもの私に戻っていました。
ところが、自己肯定感の低い人は、この落ち込みから、なかなか抜け出せずにいます。
これは、大事な、先ほどお伝えした3つの要素、1.自己信頼感 2.健全な自己愛 3.どんな自分にも「OK!」を出せることが、欠如しているからだと思います。
自分は立ち直るに値する人間なんだ、と思えないから、いつまでもイジイジと考えてしまう。自分のことを本当に愛せないから、落ち込みという、「セルフケア」の必要な状態に対処できない。自分をいたわるために、どうすればいいのか、分からないわけです。そして、「こんな自分はダメだ」といつまでたっても嘆き続け、それに対して、なんら行動に移すことなく、落ち込んでいる状態をよし、としてしまいます。要は、厳しいことを言ってしまえば、自分と対峙するより、落ち込むという楽な選択をしているのですね。
これでは、落ち込みから回復するのは難しいですよね。
自己肯定感の低い人は、真から人に愛された感覚を持っていなかったり、人から信頼された感覚を持っていなかったりするのかもしれません。それゆえに、どんな自分も「OK!」と自分を許すことができないのかもしれません。
それでは、この悪循環からどのように抜け出せばいいのでしょう。
もし、自分が落ち込んでいるとしたら、その落ち込みの本当の原因を知ることです。そして、知っただけではだめなのです。そこから、成長するために、「行動化」するのです。
落ち込む前の自分より、落ち込んで一回り大きくなった自分になった時のことを想像するのです。すると自然と、やるべきことは見えてくるはずです。
心の中で、「セルフ・アファメーション」を唱えるのも効果的かもしれません。「私は大丈夫。私は立ち直れる。そうするには、私は〇〇と、○○をすればいい。きっとできる。私は大丈夫。」のように。
あなたは、落ち込んだとき、どのような状態になりますか?そしてどうやって立ち直っていきますか?自分を深く理解するためにも、このことを知っておくと、きっと将来にわたって、人生で役に立つ場面が出てくるはずです。
一度考えてみる機会を持つのも、よいかもしれませんね。
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