今回は、「どうせ自分は…」の心理学についてお伝えしたいと思います。
あなたは、「どうせ自分なんて、○○をやってもダメだから」とか、「どうせ自分なんて、失敗するに違いない」などと思ってしまい、行動に移せなかったことってありますか?あるいは、「自分なら大丈夫。」「自分は出来る」と自信を持って、新たなステップへと進んでいきますか?
「どうせ自分なんて…」と考える人は、自分を信頼できていない、自分を心から愛し、認めてあげられていない証拠ですね。
残念ながら、自己肯定感が低い人は、このように思ってしまう傾向があります。何をするにも、心のどこかで「どうせ自分なんて…」という心理が動くのです。ですので、新たなチャレンジをしたり、自信を持って行動することに躊躇してしまう傾向があります。
反対に、自己肯定感が高い人は、このような感情を持つことは稀です。なぜなら、自分自身を信じ、愛し、認めているので、「どうせ自分なんて…」などと思ったりするのは、無用の産物なのです。
あなたは、自分のことを心から愛し、信頼し、認めてあげられていますか?これはあなたの自己肯定感を探る、大切な質問の一つになってきます。
自分を信頼するのは、時に難しいこともあるかもしれません。過去に失敗をした経験がある、何かこれからやろうとしていることにトラウマを抱えてしまった、など数え始めたらキリがありません。
ですが、最終的に自分を信頼してあげられ、自分を心から愛してあげられ、認めてあげられるのは、自分なのです。他の誰がしたって、最後の最後は自分の中での言葉でしか響かないのです。
もし、あなたが、その成育歴の中で、親から信頼され、愛され、認めてもらっていなければ、あなたの自己肯定感は、残念ながら大変低いものとなるでしょう。
反対に、もし、あなたが、親から信頼され、愛され、いつの時も認めてもらっていたら、あなたの自己肯定感はとても高いものとなるでしょう。
ですが、もし、あなたの自己肯定感が、親からの影響で低かったとしても、それを今さら悔いても、何も始まりません。親との過去は変えられないのですから。
大切なのは、これからの未来に向けて歩いていくことです。自分の足でちゃんと立って。
もし、「どうせ自分なんて…」という声が聞こえてきて、前に進むことが出来なかったら、自分にこう言い聞かせてみてあげてください。「あなたなら大丈夫。あなたならできる。」と。
私のかつてのクライアントさんの女性で、いつも「どうせ私なんて何をやってもダメだ。」という思い込みに縛られていた人がいました。彼女は、母親から「あなたは何をやってもダメな子だから。」とレッテルを貼られ、全く信頼されもしない、認められもしない、そんな人生を30年近く送ってきたのです。
ちょうどその頃、彼女は私と知り合い、カウンセリングを始めました。
およそ2カ月間のカウンセリングを通して、彼女は、自分を信頼し、そのままの自分を愛し、自分を認めてあげられるまでになりました。そして、母親の声、いつも頭でリピートされる、あの「あなたは何をやってもダメだから」という声は、いつか消えていったのです。
「どうせ自分は…」「どうせ自分なんて…」と思ってしまう人には、セルフアファメーションをお薦めしております。
毎晩、寝る前に、鏡の中の自分に向かって、「私は大丈夫。私はできる。私なら何でも乗り越えていける。」と言い続けるのです。1週間もすると、あなたの自己肯定感は少しずつ上がっていることに気づくでしょう。
このセルフアファメーションの言葉は、自分を肯定する言葉であれば、何でもいいのです。自分にぴったりの言葉を探してやってみるのも、良いかもしれません。
数週間もすると「どうせ自分は…」「どうせ自分なんて…」というフレーズは、あなたの中から消えてなくなっているかもしれません。
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