今回は、「完璧を手放すというチャレンジ」についてお伝えしたいと思います。
最後までお付き合い願えれば、嬉しいです。
あなたは、ご自身を完璧主義だと思いますか？
完璧主義かどうか知りたい方は、下記の質問に答えてみてください。
□失敗するとひどく落ち込む
□自分を責める傾向がある
□他者にも自分のやり方を押し付けてしまうことがある
□自分の限界を認識できない
□自分に対して、常に批判的な見方をしている
上記の質問に１つでも答えが当てはまっていたら、あなたは完璧主義といえるでしょう。
何でも業績や行動で成果を出し、自信を持っている人っていますよね。でも実は、これって「見せかけの自信」なのです。本当の自信は、内面から、じわじわと出てくるもので、業績とか成果とか、一切関係ないのです。
でも、残念なことに、この業績や行動の成果でしか、自分に自信が持てない人は、他者にも自分のやり方を押し付けるという特徴があります。
いませんか？あなたの周りに。こんな上司や、こんな同僚、知人、先生、ママ友など。。。
私のステップメールにも詳しく書いてありますが（あなたの自己肯定感をアップ！無料メール講座【無料】）、業績や成果でしか自分に自信を持てない人、この自信のことを「DO」の自信といいます。
もう一方で、ありのままの自分を受け入れ、それでよし、としている、内面からじわじわと湧き上がってくる自信のことを「BE」の自信といいます。
これら二つは似ているようで、全く違ったものです。
業績や成果だけで、自分の自信を保っている人は、これが無くなったとき、全ての自信を失います。なぜなら、業績や成果は、人の評価に振り回されるところが大きいからです。（詳しくは、私のステップメール「あなたの自己肯定感をアップ！無料メール講座」【無料】をご覧ください。）
そうして、こういった人は、「もっと、もっと」と自分のお尻をたたいて、業績や成果を伸ばそうとしますので、完璧主義に陥ってしまいがちです。
もうあなたもご存じの通り、人間は神ではないので、完璧などありえません。また、どこからが完璧でどこからがそうでないのか、はっきりとした境界線もありません。
完璧であろうとすると、苦しくなります。自分に批判的になります。「なぜ、もっと出来ないんだ？」「こんな自分じゃダメだ。」などと思い、更に高見を目指し、完璧主義は加速します。これは、自分を傷つける行為です。
こういった人は、自己肯定感が低い人に多いのです。自己肯定感が低い人は、本当の自信を持っていないので、外側の、目に見えるところの成果に頼ろうとしてしまいます。
美容にこだわり過ぎる人も同じことが言えるでしょう。整形手術をして、どんなにキレイになったところで、そこで満足しないのです。「もっと、もっと」と整形を繰り返す人がいます。本当の、自分自身の中から湧き出る自信が、からっからに渇いてしまっているからです。
自分は人間だから、人間には限界がある。自分は人間なのだから、仕方ないと本心から思えるようになることが、本当の意味での自信を持つようになれる第一歩なのです。
もし、「なぜ、自分は…？」と思ってしまうのなら、それは単なる自己批評でしかありません。完璧を追い求める中で起きた、自分を責める行為なのです。
反対に、自己肯定感の高い人は、人間には限界があり、自分にも限界があるということを知っています。ですので、自分自身に内在する自信によって支えられていて、そういった人は、どんな現実さえも受け入れることができるのです。
完璧を目指している限り、常に自分に対して批評的な目を向けていなければなりません。常に自分を批判し、否定し、自信を感じられません。でも、これでは不幸ですよね。
もし、今、自分が完璧主義だと思うのなら、今日から、「自分には限界がある」ということを認めることです。そして、自分に限界がある、ということは、他者にも限界がある、と受け入れることです。
すると、自分の周りの人、上司だったり、部下だったり、同僚だったり、子どもだったり、親だったりといった、他者の失敗や出来ない部分も許せる気持ちになるでしょう。
そう。究極的には、「～すべき」という立ち位置から、降りることができるでしょう。
するとどうでしょう？前よりずっと楽に生きられ、片意地を張らなくて済むようになります。
これがまさに、私の言うところの、堂々とのびのびと自然体に生きる、ということなのです。
あなたは、そんな風に生きていますか？
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