毒親の定義とは
毒親とは一般的に下記のように定義されています（ウィキペディア）
毒親とは、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子どもに及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。子どもの人生を支配し、子どもに毒悪を及ぼす親のこと。
私自身の体験
かくいう私も、自分の親はひどい親だと、過去恨み続けていました。
私の過去はすさまじいものでした。もし私の育った環境についてお知りになりたかったら、こちら（ https://selfesteem.jp/ac/ ）をご覧ください（「実は私もAC（アダルト・チャイルドでした）」）
でもカウンセリングを受けるうちに、そして、数々の心理療法を受けるうちに、やっと親のことを理解し、親の人生を尊重し、親に感謝できるようになりました。
私が、親のことを憎み、恨んでいた時間はあまりにも長く、その期間、私はとても不幸でした。ですが、親を尊重できる気持ちになったとたん、肩の重荷は取れ、自然体でいられるようになったのです。もちろん、私の自己肯定感もアップしました。
あるクライアントさんの場合
ある女性クライアントNさん（３０代）はひどい家庭環境で過ごしました。その内容は、私でも耳を疑うほどでした。
Nさんは、姉と妹の３人姉妹。お父さんとお母さんの５人家族でした。Nさんは、小さい頃から、両親に放置状態で育ちました。
そして、Nさんが小学生だった頃、お母さんのボーイフレンドもNさん家族と一緒に暮らし始めました。お父さんも一緒に暮らしていたのですが、お父さんは食卓にも呼ばれず、一人孤立状態だったようです。
お母さんは、親戚中に、Nさんの悪口を言いふらしました。Nさんの成績が悪いこと、Nさんの容姿が悪いことなど。Nさんはそういった話を聞き、「自分はダメな人間なんだ」と思い始めました。
結婚し、出産しても、親の事業を継いでいたNさんは、親と一緒のことが多く、その度に、母親からNさんの夫の悪口を言われたり、こっそりお金を持ち逃げされたりしていました。
Nさんの精神状態は不安定で、占いやスピリチュアルにのめりこんでいきました。それでも何の結果も出なかったNさん。ある日、私のことを知り、電話をしてくれました。
その後、Nさんは私とのカウンセリングを受け、たくさん涙を流し、たくさん嗚咽しながらも、自分自身を認め、両親に感謝できるようにまでなりました。
ここまで来るにはある程度の時間が必要でしたが、今、Nさんは、ご両親に心から感謝し、一時不安定だったご自身の家庭をしっかり守りながら生活しておいでです。
Nさんのカウンセリング後の感想です。
私は幼少の頃から母が怖く、大人になったら母から離れる事が夢でした。
しかし結婚して家族を持っても母が近くにいて、その苦しさは増すばかり。
この重荷をとるには母が死ぬか自分が死ぬかしかないと思う程でした。
私は人間関係の悩みが大きく、普通の人がそんな事？と思う小さな事でも酷く怯えます。
そんな自分が情けなくて、引きこもりがちでした。
占い、自己啓発、宗教、電話カウンセリングで辛い気持ちを救ってもらいながら、なんとか生きてきました。
ある日の電話カウンセリングで（注：斉藤さんではありません）「いい加減にしろ！！」と怒られて。
本当にこんな怯えた弱い自分を何とかしなきゃいけない。でもどうやって？
と考え、斉藤さんにカウンセリングをお願いしました。
カウンセリングでは、斉藤さんの前で感情を吐き出しグチャグチャになって泣きました。
その後、お人形を使って（ファミリーコンステレーション）、頭の中でグチャグチャな人間関係を見つめて整理しました。
また、そんな事？と世の中で言われる小さな情けない私の話も、根気よく聞いて下さいました。
斉藤さんは私に呆れて嫌いになるのではないか。と心配になり、その都度確認していました。
そして斉藤さんは「私からカウンセリングやめましょう。という事はないよ。」と言って下さってました。
斉藤さんのカウンセリングを受けて変化できた事。
- 母も母なりに愛情込めて育ててくれた事が理解できた。
- 色々あったけど、母がそうなってしまう理由があった。
- 母は今でも母なりに愛してくれている事が理解できた。
- 母を憎んで可愛げのな娘をやってた事への反省。
- 夫を大事にする事。娘を大事にする事。今の家族が一番大事である事。
そして夫と子供に直接斉藤さんに会って頂く機会があり、斉藤さんから指導され、ようやく理解できた次第です。
人を信じられる様になれた事。友人との会話も孤独にならなくなった事など、たくさんのことを学びました。
これからは色々な出会いの中で、自分の好きな事を話したり楽しい時間が増えると思います。
ありがとうございました。
あなたも変われます！
もしあなたが、自分の親を毒親だと怨んでいても、何も状況は変わりません。もし親に、「親は毒親だった。」と伝えてみても、逆効果になることがほとんどです。
今から親を変えることは不可能なのです。
それよりも、まず、自分が変わることです。自分が変わる中で、親も変わっていきます。
私も父親には、酔ったときに暴言を吐かれるは、自分の私有物だと思って扱われるは、母親にはネグレクトされながら育ち、ついには男ができて駆け落ちし、その後縁を切られるは、最悪の人生だったと思います。
でも、私は生きています。
親は私を殺さず、必要なものは与え続けてくれ、今の私があるのです。
そうして、親には親の事情があった。そう考えられるようになりました。そうなったら、自然と親への感謝の気持ちが沸き上がってきました。
親を恨んで生きていては不幸です。あなたにはもっと幸せになる道がある。一緒に幸せになりましょう。
私なら、カウンセリングであなたを救えます。
どうぞお気軽にカウンセリングを受けてみてください。
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