よく、子どもの頭を叩く親がいます。
何かの罰であったり、怒った時に感情的になって
叩く場合がほとんどかもしれません。
私自身は、夫にも子どもが生まれたときに
伝えたのですが、
なるべく子どもに手をあげないで欲しいと
思っていますし、
自分でも気を付けています。
なぜなら、私は、幼い頃から父に
父が頭にくると（おそらく本人はしつけのつもりで）
頭を叩かれたからです。
ですが、この頭を叩かれるという行為。
これは、された方にすると、とても屈辱感を覚えることなのです。
頭とは、人にとって、とても大切なところです。
手や足を叩かれるより
頭を叩かれた方が、屈辱感を覚える人は多いのではないでしょうか？
タイなどは仏教の国ですので、頭はとても神聖な場所だと考えられていて
人に頭を触られることを嫌がります。
また、タイの人も、人の頭の上を触ることはしないそうです。
それほど大切な体の場所を、感情的になって叩くというのは
私は論外だと思っています。
もちろん、私も子どもに頭にきたときは
本当に軽くですが、頭をポンとすることはします。
ですが、叩く、という行為にまでは及びません。
なぜなら、私が父にやられてきて、
本当に嫌だったからです。
私の自己肯定感が低かったのも
このような行為の連続のせいだ、とも思っています。
むろんこればかりではないのですが、
少なくとも、関連性はあるはずです。
なぜなら、私は父に頭を叩かれたとき
とても屈辱感を感いていたことと、
自分が恥ずかしい、という感情を持っていたからです。
ですので、もしあなたが親御さんでしたら、
できれば怒っても、なるべく子どもに手をあげないで欲しいと思います。
もし叩きたくなったら、感情がおさまってから、
悪いことをした部位（手や足など）を
軽くポンと叩く程度にしてあげてください。
極論を言ってしまえば、親から暴力を振るわれ続けてきた子どもで
自己肯定感の高い子はいない、ということです。
我々も気を付けたいものです。
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